■
先週の金曜日は3D-GANのセミナー&忘年会であった。
セミナーでは最近映画などでよく耳にする「〇〇製作委員会」の仕組みについての説明があった。製作委員会というのは民法上の組合であり、登記も定款も必要なく、単に組合員で契約書を取り交わすだけで成立してしまうという非常にお手軽でゆるーい仕組みらしい。組合員となる各社が出資金を出しあい、その出資金の比率に応じて利益を按分するというのがおおまかな仕組みだ。製作委員会を作る目的は一次利用(映画の上映)ではなく、その二次利用(DVD、イベント、キャラクターグッズ)の管理にある。ちなみに最初に出した出資金は資産計上され、年々償却していくのが通例とのこと。
その後の忘年会では、いろんな方と楽しく歓談させて頂いた。
- kickstarter という米国のマイクロファンディング(?)の話
- CTによる形状スキャンの話
- 光造形のサポート材設計の話
- NURBS曲面のトリムの話
- ゲーム業界は新興のケータイゲーム、ソーシャルゲームをどう見ているのかという話
- 製造業系のCAD/CAM業界、景気悪いよねー、右肩下がりだよねー、なんかしないとねー、という話
などなど。
お付き合い頂いた方々、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。