オブジェクト脳のせいで英語が喋れない

俺ってば、オブジェクト脳だからさ、そのせいで英語がうまく喋れないんだべさ。
ってなわけで、昨日に引き続き英語ネタ。


まずはsatoshiさんの有名なエントリを引用しよう。

・・・日本語はまさにオブジェクト指向である。テーブルの上の塩をとって欲しい場合、たいていの日本人は、「すいません、塩を...」まで言ったところで一呼吸置く。「塩」というオブジェクトを指定した時点で、「とって欲しい」ことは自明であり、ここまで言えば、99.9%の日本人は塩をとってくれる。
・・・
これに対して、英語の場合は、"would you please pass that salt to me" とか、"please push the twelveth" と、必ず pass や push といった動詞を先に言わなければならない言語構造になっている。中学の英語の時間に習った、例の 「V-O」 (Verb-Object)である。

Life is beautiful: 日本語とオブジェクト指向

つまり、日本人はみんなオブジェクト脳というわけだ。

で、そのオブジェクト脳の僕が英語を喋ろうとするとだ、先に目的語(=object)を言っちゃうんだな、これが。咄嗟に "Would you please pass that salt to me?" なんて言えませんがな。"S, ...s...salt, please!" って叫ぶのが関の山だ。

かの北斗神拳継承者ケンシロウも、登場シーンでこう言ったではないか。
「み・・・、水・・・」