「育てる」なんておこがましい

うんうん、とうなずいてしまった。日系ビジネスに載っていた元サッカー日本代表監督の岡田氏の言葉。

「人を育てる、教えるなんて言うのはおこがましい」と強調している。「育つのを手伝う」と表現するのも、まだおこがましい気がする。「育つのを邪魔しない」というくらいの認識でちょうどいい。

僕は「成長」って言葉があんまり好きじゃない。枕詞に「社会人として」が付くともっと嫌い。「成長」という言葉は常に自己評価に使うべきであって、他人を評価する言葉じゃないと思っている。
「教育」もいやだな。「徳育」はもっといや。
そういえば昔、俵万智の詩が物議を醸したなぁ。

親は子を育ててきたと言うけれど勝手に赤い畑のトマト

ここまで言い切っちゃうのもなんだかなぁとは思うけれど、勝手に赤い畑のトマト。